― 学園長メッセージ ―
Message
清原 伸彦 プロフィール |
1941年生まれ、大分県出身。日本体育大学名誉教授、医学博士、柔道整復師。1970年に母校である日本体育大学体育学部の講師に就任するとともに、水球部監督にも就任。公式戦376連勝21年間無敗という前人未到の記録を樹立した。 また、集団生活の基本として「集団行動」を研究・指導。日本体育大学が2年に一度挙行する『体育研究発表実演会』でその成果を披露。一糸乱れぬ緻密なチームパフォーマンスは国内外から注目を集め、2014年ソチパラリンピックの開会式にて集団行動の指導・構成を担当した。 |
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私は学生時代、決して優れたアスリートではありませんでした。でもそんな私が、水球未経験者であるにもかかわらず大学で水球部の監督を務め376連勝を達成したのも、その後オリンピック代表監督として世界と戦ったのも、また約50年前に始めた「集団行動」も、共通してあるものは、冒頭に述べた人間の可能性への堅い信頼です。
水球での快挙やメディアで注目される「集団行動」を見て、「清原だからできた」と言う人がいますが、それは間違いです。私は人よりも特別に秀でていたわけではありません。しかしだからこそ、私は「できる」と信じて生きてきました。その通り、誰でも「やればできる」、同時に「やらないからできない」のだと思います。
若い人はみな、「素晴らしい芽」を持っています。我々指導者は、その芽を見つけ、太陽の下に出してやるのが仕事です。
これまでの50年以上の教育者としての集大成の場に、私はこの近畿医療専門学校を選びました。それは…柔道整復師、鍼灸師の未来と、また「人生100年時代」を迎えた日本の未来に役立つ人財を育成し健康社会に奉仕のできる、誇りと夢のある学校を創りたい…という小林理事長の熱い思いに感じ入り、ぜひ共にそれを叶えたいと、もう一度、私は若者たちの前に立つ決心をしました。
小林理事長は「治療家の父」であり本校の教職員も研究熱心で、学生に対し熱い想いと夢の実現にスクラムを組み、情熱に満ちあふれた教育に取り組んでいます。
私自身、学生が学べる環境「学生ファースト」を心がけています。皆さん、過去を反省し現在に生かし、未来の夢を実現するため、明るく前進できるよう心がけ一緒に努力していきましょう!
さぁ、みなさん、ぜひ近畿医療専門学校の門をたたいてください。お会いできるのを楽しみにしています。