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スポーツトレーナーの全種類と仕事内容を徹底解説!
2017年12月15日 | スタッフ・教員BLOG
皆さんこんにちは!
職業のひとつ「スポーツトレーナー」
しかしトレーナーといっても、その種類はさまざまあるのはご存じでしょうか?
今回はそんな「スポーツトレーナー」の種類と仕事内容について解説していきたいと思います!
1. アスレティックトレーナーの仕事内容
「アスレティックトレーナーはスポーツ傷害をサポート」
アスレティックトレーナーは選手が打撲や裂傷などのケガをした時、
症状に応じてアイシングやテーピング、止血などを行うトレーナーのことです。
また、疲労回復のためのスポーツマッサージを行ったり、リハビリなども指導したり
ケガを予防するため、体のケア法なども指導します。
別名ではメディカルコーチ、メディカルスタッフと呼ばれてもいます。
これは主にチーム内で医療分野に携わるトレーナーということです。
特に選手のリハビリメニューを作成する時は、このメディカルチームのサポートが非常に重要です。
常に怪我と隣り合わせのスポーツ選手たちにとって、とても頼りになる存在なのです。
柔道整復師やはり師きゅう師、あん摩マッサージ師などの国家資格をもつ人が多くなっています。
2. ストレングストレーナーの仕事内容
「ストレングストレーナーは身体能力の向上をサポート」
ストレングストレーナーはスポーツトレーナーの中でも
パフォーマンス向上のため、全体的な筋力、パワー、筋肉の立ち上がり速度、筋持久力などの向上、骨や腱、靭帯の強化、ケガに強い身体づくりなど
スポーツ選手のパフォーマンス向上のために必要なさまざまなトレーニングの指導を行うトレーナーのことです。
人間の体とトレーニング法に精通し、競技特性に応じてチーム全体で取り組むトレーニングと、選手ごとの個性、各ポジションに応じたトレーニングを指導します。
スポーツジムやフィットネスクラブなどはもちろん
プロスポーツチームや実業団チーム、スポーツクリニックなど幅広い場面での活躍が期待されていて
経験と実力が認められれば、プロスポーツ選手と個人で契約できる可能性もゼロではありません。
取得が義務づけられている資格は特にありませんが、ストレングストレーナーの認定資格を取得しておくことで、大きなアピールポイントとなるはずです。
3. メディカルトレーナーの仕事内容
「メディカルトレーナーはケガからの復帰をサポート」
メディカルトレーナーはケガからの復帰が少しでも早くなるように手助けするトレーナーのことです。
たとえば、スポーツ選手が骨折をした時、骨折そのものを治すのは医者で、歩行訓練といったリハビリを担当するのが理学療法士です。
メディカルトレーナーが担当するのは、選手が一通りの治療、運動療法や物理療法などを用いたリハビリを終えた後、少しでも早く競技生活に戻れるようにするためのサポートです。
メディカルトレーナーになるために必要な資格は特にありませんが、基礎医学やメディカルマッサージ、スポーツ医学など、幅広い知識を身につけておく必要があります。柔道整復師やはり師きゅう師、理学療法士など、医療系の国家資格を取得している人も多いようです。
スポーツの現場では、「アスレティックトレーナー」が兼任するケースが多いです。
社会的には、介護施設で、骨折などをしたお年寄りの回復トレーニングに携わるケースが増えています。
4. フィジカルトレーナーの仕事内容
「フィジカルトレーナーは健康管理や能力向上をサポート」
フィジカルトレーナーはスポーツ現場の選手に対して、筋力や心肺機能の強化、運動能力向上のトレーニング指導などを担当するトレーナーのことです。
フィジカルとはもともと「肉体的・物理的」という意味があり、スポーツ選手の特に肉体的面をサポートしています。
また、選手の健康管理や能力向上も任されているので、ウォーミングアップ、クールダウンのメニュー作成、指導などを行います。
また、1年間のトレーニング計画を監督やコーチと相談して作成し、その中のトレーニング面(筋力、スピード、持久力など)のプログラム作成、指導を全て行います。そのため多様な専門的知識は欠かせません。多くの人が、理学療法士などのように信頼の高い医療系国家資格を取得しているようです。
フィジカルトレーナーはコンディショニングトレーナーという事もあります。
5.国家資格を持つスポーツトレーナーは有利!?
スポーツトレーナーという呼び名は、スポーツ選手を身体面からサポートする人の総称です。
スポーツトレーナーは幅広い知識とスキル、経験が必要なのはもちろんですが、一番大事な資質は選手達との信頼関係を築けるコミュニケーション能力です。
この能力がベースにあって、はじめて質の高いケアを選手達に提供できるのです。
その為に国家資格は必須となっており、現在スポーツトレーナーとして活躍するプロのおよそ9割が医療系国家資格である「はり師」「きゅう師」「柔道整復師」の資格を取得していると言われています。
この事実が何より国家資格を持つ方が有利なことを物語っています。スポーツ選手もそうですが、選手を抱える企業も国家資格の保有をトレーナーの1つの基準としているようです。
いかがだったでしょうか?
ひとくちにスポーツトレーナーといっても
やる仕事内容はさまざまで驚きましたね!
みなさんが目指しているスポーツトレーナーはどれでしたか?
今後の進路を決める参考にしてくださいね!! ― category ―