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教務部長からのお便り:学生たちのチームワーク力
2024年12月18日 | スタッフ・教員BLOG
【教員リレーブログ】
こんにちは。
教務部長の上野です。
今日は、骨模型を用いた骨学および筋学の口頭試問の試験日でした。
この試験に向けて、学生たちは前期からの長い道のりを経て、骨の各部名称や筋肉の起始・停止といった膨大な知識を暗記する必要がありました。
その過程では、まさに脳に汗をかきながら、必死に勉強に取り組んできました。
骨学や筋学は、医療や健康に関わる分野において基盤となる重要な知識で、その習得は非常に大変な作業です。
骨の構造や機能、筋肉の動きについての理解を深めるためには、ただ単に暗記するだけではなく、それぞれの部位がどのように相互作用するかを考えながら学ぶ必要があります。
学生たちは、ただ単に知識を詰め込むのではなく、実際の体の動きや機能に即した形でこの情報を立体的に吸収することが求められます。
そんな過酷な勉強の日々の中で、みんなの強力なサポートとなったのが、同じクラスメートたちの存在です。
個々に取り組むだけでは、時には挫折しそうになることもありますが、このクラスは、常にお互いを支え合い、教え合う空気感が備わっています。
「全員で合格しよう!」
「全員で乗りきろう!」
という合言葉のもとに、学生たちは一つのチームとして団結し、共に目標を達成しようと努力しています。
このような結束力があることは、試験の準備を進める上で非常に心強く、また励みとなっているのです。
実際、このクラスでは、授業以外でも個々に勉強会を開いたり、グループでのディスカッションを行ったりすることが日常的に行われています。
これにより、知識の共有だけでなく、疑問点を解消し合うことができ、理解を深める助けとなっています。
特に、難解な部分に関しては、詳しい友人が説明してくれたり、わからないところを一緒に考えてくれることで、自信を持って試験に臨むことができるのです。
このような環境の中で、学生たちは共に成長していくことの大切さを実感しています。
試験が近づくにつれて、互いに励まし合い、時には冗談を交えながら緊張を和らげる姿は、まさにこのクラスの素晴らしい一面です。
学生たちの努力は、単なる知識の習得に留まらず、仲間との絆を深める経験にもなっていると感じます。 ― category ―