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訃報 国際空道連盟大道塾塾長東孝先生逝去
2021年4月 6日 | スタッフBLOG
訃報 国際空道連盟大道塾塾長東孝先生逝去
2021年4月3日国際空道連盟大道塾塾長東孝先生が胃がんの為、逝去されました。享年72歳。
2018年2月には近畿医療専門学校から小林英健理事長、小林朋子理事、私北出の3名で東京池袋の旧大道塾総本部を表敬訪問した事があります。
その際小林理事長の学校理念、経営理念に凄く関心を寄せられ、私が持参した近畿医療専門学校のパンフレットを見ながら「うちの生徒達にも国家資格取らせたいな〜」「誰か行く場合は面倒見て上げて下さい!」と特に関西方面の塾生には柔道整復師・鍼灸師の道に進みたい者には近畿医療専門学校を勧める!と言って戴きました。
週に一回近畿医療専門学校の柔道場を大道塾大阪支部の方が借りて下さり、稽古会を続けて下さっていました。
また私北出と東孝先生とは約25年来のお付き合いをさせて頂いて来ました。
大道塾と東孝先生とはその様な繋がりがあります。
この度の逝去の報に触れ、心よりご冥福をお祈り申し上げますと共に哀悼の意を捧げさせて頂きます。
東孝先生が創始された総合武道「空道」は打撃、投技、極め技、全てが認められる武道で、近代総合格闘技と一線を画すのが、道着を着た着衣格闘技でスーパーセーブと呼ばれるヘッドギアを着用。頭突、金的蹴りも許されると言う、町中での実践を想定した格闘技であると言う事です。
2018年に小林理事長と訪問した年は空道世界選手権大会が名古屋にて開催前で、近畿医療専門学校も医療班として協力する予定でしたが、タイミングが合わずやれず終いでした。
私北出と東孝先生とのご縁は私が散打日本代表として中国で開催された散打王争覇賽に出場した時にセコンドに東孝先生が付いて下さった事です。
有難かったです!
大道塾の選手達とは散打アルメニア世界選手権大会、ベトナムアジア選手権大会、北京国際大会と共に日本代表として戦わせて頂きました。
また北京体育大学や北京散打基地等にも一緒に遠征に行かせて頂いた事もあります。
また当時は散打が北京オリンピックで公開競技として採用されると言われていたので、大道塾の選手達と随分頑張りました!
その時の仲間とは20年以上経った今でも一部交流があります。
私は空道がまだ格闘空手を名乗っていた時からのお付き合いで個人的には池袋の本部道場に何度も出稽古に行かせて頂いた事もあります。
散打王の試合後、北京の夜に東孝先生と一緒に日本の童謡「ふるさと」を歌った事はつい昨日の様に懐かしく思い出されます。
2001年格闘空手から空道に変わり第一回北斗旗世界空道選手権大会を国立代々木第二体育館で開催された時も先生は私を呼んで下さりました。
僕は大道塾のメンバーではありませんが、いつも可愛がって下さり、本当にありがとうございました!
僕の様な若輩者が本部道場を訪れた際も気さくに会って下さり、色々話を聞いて下さったり、ご教示下さったり、本当に優しい変わらぬお付き合いをありがとうございました!
報道を聞いても今でも信じられません!
先生、早過ぎないですか?
東孝先生が残された空道は第2のオリンピックと呼ばれるワールドゲームズでも公開競技として採用され、2022年には国体競技として採用されます。
世界選手権やワールドカップ等、国際大会も活発に開催され、大道塾出身の選手達はあらゆる競技でも大活躍されています。
東孝先生、本当に凄いですね!
心より尊敬申し上げます!
ご指導本当にありがとうございました!
さよならは言いたくないので、どうかゆっくりお休み下さい。
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