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秋本番を迎えて
2018年10月10日 | スタッフBLOG
みなさん、こんにちは!
鍼灸学科教員の水上です
10月になり、日々秋が深まってきましたね。
秋は東洋医学の五行で表される「肺・金」の季節です。
金は、変革・沈む・統合するという性質を持ち、養生を怠ると肺を傷つけやすい季節と言われています。
『黄帝内経(こうていないけい:中国の古い医学書)』という本には、秋の養生として
「早く寝て早く起きる、心安らかにして陽気をひそめて過ごしなさい。」
と書かれています。
秋が深まり、落葉し始めるともの悲しさやさみしさを感じやすく、気持ちが沈みがちになりますから、気をつけてくださいね。
特に、今年は6月に近畿の地震、7月の大雨、8月の酷暑、9月の台風の襲来と、異常ともいえる自然現象が続いています。
自然界の一部「天人相応(てんじんそうおう:人間と環境は相互作用の関係にあるという考え方)」である私たちも、少なからずこの影響を受けています。
秋は、芸術の秋・食欲の秋・スポーツの秋・行楽シーズン!
お出かけし、身体を動かして、気や血の流れを良くし、陰を養うようなおいしい自然の恵みを食して、安定した気持ちで過ごせるようにしましょう。
肺は、潤を好み、全身の動きを調節し、呼吸や水分の代謝をコントロールしますが、傷つきやすく嬌臓(きょうぞう:ひ弱な臓という意味)と呼ばれています。
特に、秋の燥邪(そうじゃ:外部からの疾病の原因のひとつで、乾燥による障害のこと)は、口や鼻から侵入しやすいとされています。
燥邪に侵されると、津液(しんえき:体内の活性のある正常な体液)を損傷しやすく、空咳・喘息・口や鼻の乾燥・鼻血・身体肌荒れ・髪の乾燥や抜け毛・便秘・尿少などの症状がみられやすくなります。
そんな秋に食べてほしい食材は、津液を補い、肺を潤し、陰を養えるものがオススメです!
例えば、松の実・白ごま・白クラゲ・ゆり根・卵・豆乳・梨・びわ・柿などがあります。
ぜひこの秋は、これらの食材を食べて、体調を整えてくださいね!
大荒れの秋ですが
近畿医療専門学校は10月8日(月・祝)に、学園祭がにぎやかに開催されました!!
台風襲来が心配されましたが、秋晴れの中、たくさんの方が本校を訪れてくれました。ありがとうございます。
毎年恒例の焼き鳥やリラクゼーションのお店は、例年通り大好評でしたね。
その他、焼きそばやたこ焼き、タピオカドリンクにパンケーキなど多種多様な模擬店が、賑わいをみせました。
模擬店で人気のたこ焼きとタピオカドリンクはコチラです!
どちらもなんと100円!!
とても美味しかったです(笑)
模擬店もさることながら、恒例の漫才・一発芸大会でもなかなかの盛り上がり!!
鍼灸2年のデュオが、圧巻の歌声と演奏で会場全体を巻き込んでいましたよ(*'ω'*)
その他、柔整学科の生徒さんや、柔整の先生も参戦して大盛り上がりでした。
見逃した方は、来年ぜひ見に来てくださいね!
今年は、台風の影響で例年より開催時間が短かったのですが、それでも賑わいは絶好調!
大盛り上がりの中、無事に終了することができました。
年末に向けて、忙しくなる秋
生徒たちには、少しでもリフレッシュして、勉学に勤しんでほしいと思います。 ― category ―