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国際空道連盟総本部大道塾・東孝先生表敬訪問
2018年2月 2日 | スタッフ・教員BLOG
国際空道連盟総本部大道塾・東孝先生を近畿医療専門学校から小林英健理事長、とも子理事、北出の3名が表敬訪問させて頂きました。
国際空道連盟は、東先生が創立それた公益法人で、空道は、東先生が創始された安全性と実戦性を兼ね備えた着衣による総合武道です。
空道は、突き・蹴り・頭突き・肘打ち・金的蹴り等を含む打撃技と、投げ・タックル・関節技・締技が許される組技と、全てが許されるルールの中で雌雄を決します。
顔面は、NHG(ネオヘッドギア)スーパーセーフと呼ばれる大道塾オリジナルの防具を着用し、一部ポイント制が導入されているので、安全面にも配慮され、競技としても解りやすい大衆性を兼ね備えています。
創始者である東孝先生は、高校時代に宮城県の柔道トップクラスの選手として活躍。講道館柔道を学んだ後、東京へ上京。自衛隊に入隊後、早稲田大学へ進み、ここで、より実戦性を高める為に極真空手の門に入る事に為りました。
空手時代は、1972年全日本選手権を制覇し、日本代表として世界と戦い、日本のトップ選手として君臨しました。
第1回(1975年)、第2回(1979年)世界選手権に挑みましたが、膝の怪我のため、準決勝で敗退しました。
その事が、蹴りだけに頼らない、全ての技を認める総合武道の追求へと方向転換を促しました。
そして、1981年より実戦性を追求する為に、顔面パンチを導入し、掴んで投げる寝技も出来ると言う、全てを備えた武道を創始する為に、独立。宮城県にて大道塾を立ち上げました。
当時は、格闘空手を標榜し、独自の北斗旗全日本空手道選手権大会を開催する等、普及に務められました。
その事が、当時の空手に飽き足らなくなっていた"実戦主義"の若者達の共感を呼び、日本だけでなく世界60ヶ国に迄広まり、2001年の第1回世界大会開催を期に名称を空道と改めました。
"はみだし空手から空道へ"(同名の著者あり)東先生の理想の武道の追求は形を帯びて来ました。
世界大会を決起に海外の愛好家達の活動はより拡大し、現在は多くの国や地域に於いて国際大会が開催され、ロシアの競技人口は遂に日本を超えました。
2013年ポーランドで開催されたワールドゲームズには、公開競技として採尺され、遂に国際スポーツの仲間入りを果たしました。
この日、近畿医療専門学校の小林理事長、とも子理事、北出の3名が表敬訪問をし、東先生と対談。様々なお話や提言を承りました。
実は、近畿医療の北出と東先生とは約20年来のお付き合いがあり、北出が散打(中国式格闘技)の国際大会で日本代表として中国で試合をした時に、東先生は大道塾の選手を率いて来ており、北出のセコンド迄務めて下さいました。
小林理事長からもタイアップや交流についての提案がなされ、これから両者の発展の為に、様々な交流をして行く事に話は進みました。
近畿医療の強みは、施術の技術力の高さで、この技術力を持って空道の選手をサポートしたり、大会に医療班として無償でお手伝いをしたりと、出来る事の協力は惜しまないとの見解に至りました。
和やかなムードで対談は進み、熱い語り部と為り、東先生と小林理事長との対談は弾みました。
東先生、お忙しい中、お時間戴き、誠にありがとうございました。
空道の益々の御発展と御活躍を、学校を上げて応援して折ります!!
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