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「馬医」が佳境に入ってきました。
2016年8月23日 | スタッフBLOG
馬医?なんのこっちゃ?という方も多いと思います。
テレビ大阪でお昼から放送している韓流ドラマなのですが、鍼灸師を志すなら是非見てほしいドラマです。
簡単なストーリーをお話しすると、
朝鮮王朝後期1625~1697に実在した獣医出身の医者・白光炫(ペク・クァンヒョン)の物語で、卑しい身分の獣医である「馬医」から「御医(王の主治医)」の座にまで上がる朝鮮初の漢方外科医のお話です。
毎回「鍼灸治療」、「漢方治療」がでてきて、物語もハラハラドキドキとして、私だけでなく、家族中で楽しんでいます。
時代を少し遡る(1539~1615)と「許浚(ホ・ジュン)」という実在の医者を主人公とした、「ホジュン 宮廷医官への道」というドラマもあり、これもテレビ大阪で放送されていました。こちらも家族中で楽しんでいました。
ストーリーは同じく「御医(王の主治医)」の座にまで上がるお話でしたが、実際に「許浚(ホジュン)」が1610年に書いた朝鮮第一の医書として名高い『東医宝鑑』は今も鍼灸師を志す方なら知っておくべき書物の1つになっています。
どちらのドラマも、今の日本の鍼灸治療とは違い、本来の鍼灸治療の姿を垣間見ることのできる面白いドラマです。
「韓医学の父」 許浚(ホ・ジュン)
「韓国外科の祖」白光炫(ペク・クァンヒョン) というお話でした。
鍼灸学科 平口 ― category ―