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【不定期連載・第2弾】「花粉症」と東洋医学①~花粉症が急増した原因編~
2016年2月16日 | スタッフBLOG
こんにちは!
以前に「風邪」について東洋医学の視点から、原因から治療までをブログで書きましたが、今回は「花粉症」を東洋医学と絡めてお話していきたいと思います!
この時期に鼻水やくしゃみが止まらない、目が痒い、乾燥するなどの症状が出てくる人も多いかと思います。
この時期にこういう症状でお困りの方は「スギ花粉」が原因での花粉症の方が多いのではないでしょうか。
他にも花粉には種類があり、初秋(8~9月)ブタクサ、中秋(9~10月)ヨモギ、など他にも多数の木が原因となります。
花粉症は近年急速に増加している!!
昔は花粉症を持つ人は少なかったです。では、なぜ現代人に花粉症が多いのか?
それは...
①20~30年前に大量に植林した杉が成長した
この時代背景としては戦後の大量植林があります。日本の森林面積の28%をしめるスギ・ヒノキ人工林は90%は戦後に植林されたものです。
②全国の都市化が進行した
今皆さんが見ている地面はアスファルト、コンクリートが多く、昔の多くは土でした。花粉が飛んだとしても土に返ることができたのですが、アスファルトだとずっと空中に舞うことになります。
③食生活が豊かになった
タンパク質(特に動物性)が増加し、栄養が豊富なり、免疫力も増加しました。「免疫力が増加するのであれば、花粉症にならないのでは?」と思いがちですが、違います。過敏になったということです!
④自動車や工場が増えた
工場や車などから排出されるガスと花粉がくっつくと、アレルゲンとして体内に入りやすくなります。
⑤寄生虫がいなくなった
昔より衛生的になった影響でアレルギーの戦う場所がなくなり、花粉を敵とみなし過剰反応を起こし、花粉症を発生させます。
では、まだまだ長くなりそうなので、続きはまた次回... ― category ―