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『Why?』を大切に
2015年10月15日 | スタッフBLOG
みなさん、こんにちは。
柔道整復学科教員の浅見です。
後期の授業が始まり、2週間ほどが経過しました。
みなさん、勉強頑張っていますか?
その日に習った授業内容の復習はできていますか?
教員の私がこんなことを言うのは間違いなのかもしれませんが、私は学生時代ほとんどできていませんでした。
でも、その代わりにあることは継続して行っていました。
何をしていたかと言うと、学生時代に務めていた整骨院で患者さんに質問されて答えられなかったことを一生懸命調べていました。
答えられないことを答えられないままにしていると、患者さんに迷惑をかけてしまうことになります。
その患者さんに本当に良くなってもらいたいと思えば、自然とわからないことを調べるようになります。
学校での授業はどうしてもカリキュラム通りに進んでいくので、自分が興味を持っていないこともでてきます。
実際問題、人は興味のないことに対してなかなか力を注ぎ込むことはできません。
なので、普段の生活で『何で!?』と思う事例に対して、正面から向き合っていろいろ調べてほしいのです。
教科書、参考書、インターネット、学校の教員、手段は何でもいいです。
普段気になったりしていることを調べる癖をつけてください。
学校の授業とは直結していなくても、『何で!?』がきっかけとなり身につけた知識が多ければ多いほど、のちのち学校の授業に活かされてきます。
最初は少なかった点が徐々に増えていき、点と点が繋がり線になり強い記憶になります。
スポーツに興味を持っている人はトレーニング方法やコンディショニング方法から、救護活動などに興味を持っている人はテーピングから、スタートは何でもいいです。
まず、興味を持っていることをとことん勉強してみてください。
そこで勉強方法のヒントが見つかるかもしれないですし、学校での授業内容が無駄でないことがわかると思います。
教員としては、その日に習ったことを家に帰って復習してほしいですが、『何で!?』と思ったことを一番大事にしてほしいです。
私も、つい1ヶ月ほど前に1児のパパになり、息子の夜泣きと戦っております。
それで、今私が勉強しているのが「大師流小児はり」です。
数年前に治療スキルの1つとして身につけるために講習会などにも参加しましたが、『何で!?』が足りなかったのか真剣に取り組めませんでした。
我が息子を実験台に少しでも知識の向上やスキルアップを目指したいと思います。
もう1つハッキリわかっていることがあります。
鍼灸整骨院や病院、介護施設などの医療機関、もしくはスポーツ関係の仕事、このようなところで働くと確実に『何で!?』と思うことが増えてきます。
人それぞれ人生プランがあるとは思いますが、もし学生をしていながらそのような施設で働いていないのであれば、働き始めることをお勧めします。
ということで、後期も頑張っていきましょう!! ― category ―